安全安心に。阿部さん夫妻のお米
阿部淳さんとまきこさん、夫婦ふたりの広大な田圃は秋田の西側、大潟村にあります。
阿部さんの倉庫には「安全なお米選びは家族の健康と環境を守ります。by J&M」という大きな垂れ幕が。J&Mはじゅんさんとまきこさん夫妻のこと。自分たちでも「信じられない農法」と言うほどの労力と時間をかけて、それでも環境に負荷をかけない、安全で美味しく食べられる米づくりをしています。
「毎日食べるお米だからこそ、安全で安心なものをお届けしたい。」
阿部さんは農薬の使用を最小限に抑え殺菌剤、殺虫剤不使用、こだわりの農法でお米を栽培。収穫後の「残留農薬検出なし」を確認しています。
夏の間は雑草との競争です。手押し車のような重い除草機を押して、東京ドーム三個分の田んぼを何往復もします。阿部さん夫妻だけではとてもできません。ひと夏で延べ100人以上のパートさんを頼んでいます。ずっと腰を曲げての作業は「若い人でもまんずムリよ〜」と奥様・まきこさん。
「今でも完璧にうまくいったという年はないよ。もっとうまくやれたな〜って自己嫌悪に陥ることもあるんだよ。」と阿部さん。自然災害にも遭遇しますが「僕らは自然に生かされているということを忘れてはいけない。自然を征服するのではなく、災害はやり過ごす生き方をしたい。」
「ごはんが楽しみになる!」阿部さんのこだわり米
阿部さんのお米は何と言ってもその甘さとモチモチ感が特長です。炊きあがりが近づくにつれ、台所いっぱいに漂う香りが食欲をそそります。冷めるほど旨みが際立つので、お弁当やおにぎりにもぴったり。「毎日ごはんを食べるのが楽しみになった!」との声をいただいています。低温管理、二回に分けてじっくり目視で行う精米等、「食卓まで美味しいご飯をお届けすること」を徹底追求しています。